＜出雲駅伝＞◇13日◇島根・出雲大社前～出雲ドーム前（6区45・1キロ）大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝で、7位に終わっ…

＜出雲駅伝＞◇13日◇島根・出雲大社前～出雲ドーム前（6区45・1キロ）

大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝で、7位に終わった優勝候補の青学大が最後の2区間で連続区間賞を獲得して箱根駅伝2連覇の意地を見せた。

1区の小河原陽琉（2年）がトップの中大から18秒差の6位と出遅れると、2区の折田壮太（2年）が11位まで順位を下げて、トップとの差は54秒まで広がった。3区の飯田翔大（2年）も巻き返すことができず、4区終了時点でトップの国学院大とは2分22秒差まで広がり優勝は絶望的になった。

しかし、ここから箱根王者の意地を見せた。5区の塩出翔太（4年）が東洋大を交わして10位に1つ順位を上げて、タイム差もトップと2分18秒差とわずかに縮めて区間賞を獲得。さらにアンカーのエース黒田朝日（4年）も順位を7位まで上げて、優勝した国学院大とのタイム差を1分40秒差まで縮める区間賞の快走。全日本、箱根とつながる走りで締めくくった。