<マリーゴールド:後楽園大会>13日◇東京・後楽園ホールメインイベントでスーパーフライ級王座戦が行われ、王者の岩谷麻優(…
<マリーゴールド:後楽園大会>13日◇東京・後楽園ホール
メインイベントでスーパーフライ級王座戦が行われ、王者の岩谷麻優(32)が11分46秒、ドラゴンスープレックスホールドで挑戦者の山岡聖怜(18)から3カウントを奪取。3度目の防衛に成功した。
岩谷はシングルリーグ戦「ドリームスターGP」でまさかの敗戦を喫した山岡に対し、容赦なくサッカーボールキックをたたき込み、さらに髪の毛をつかんでビンタを連発。非情攻撃を仕掛けた。
それでも山岡は食らいつき、グラウンドでのサブミッションや、ジャーマン3連発などで対抗。だが岩谷は終盤、山岡のダイビング・ボディプレスをかわすと、すぐにコーナーに登り、倒れる山岡めがけてフロッグスプラッシュ。続くドラゴンスープレックスはさせてもらえなかったが、強烈なスーパーキックを顔面に入れてから、あらためてドラゴンスープレックスでたたきつけ、フォールを奪った。
試合後、岩谷は「良かった! 良かった! 2回連続で負けなかったから、良かった!」とホッとした表情を浮かべ、山岡に向かって「一応、高い壁ってことが分かった? そうでもない? 意外と簡単そう?」と挑発なのか、天然なのか分からない口調で語りかけた。
岩谷はその後「聖怜ちゃんの戦う強い気持ち、今日試合して体で感じることができました。自分は両国大会、イヨ(スカイ)さんと7年半ぶりに試合をします。イヨさんは高い壁、乗り越えたい人。必ず岩谷麻優の集大成を両国大会でお見せするので、ぜひ皆さん、両国大会に来てください!」とファンにアピール。かつての「サンダーロック」の盟友であり、ライバルでもあったイヨ・スカイ(WWE)との26日両国大会での大一番へ向けて気勢を上げた。