＜出雲駅伝＞◇13日◇島根・出雲大社前～出雲ドーム前（6区間45・1キロ）大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝で、15年ぶり…

＜出雲駅伝＞◇13日◇島根・出雲大社前～出雲ドーム前（6区間45・1キロ）

大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝で、15年ぶりの優勝を目指した早稲田大は、2時間9分50秒で2位だった

今大会は、ダブルエースの4年生と異例となった1年生3人を起用。吉倉ナヤブ直希（2年＝早実）－山口智規（4年＝学法石川）－鈴木琉胤（1年＝八千代松陰）－佐々木哲（1年＝佐久長聖）－堀野正太（1年＝須磨学園）－工藤慎作（3年＝八千代松陰）の区間配置は当日も変更せず、決行した。

通過順位で1区10位スタートとなったが、2区山口が区間賞の快走で9人抜きで首位でつないだ。

3大駅伝デビューとなったルーキーの3区鈴木は城西大のヴィクター・キムタイ（4年）、国学院大の野中恒亨（3年＝浜松工）にかわされたが、3番手で粘る。続く4区佐々木、5区堀野も2番手で食らいつき、最後はアンカー工藤がトップの国学院大を追い上げたが38秒及ばなかった。

昨季は出雲6位、全日本5位、箱根4位と結果を残した。箱根5区で「山の名探偵」として注目された工藤やトラックの日本インカレで1500、5000メートル2冠を達成した山口智の4年生の大砲に、新戦力の3人を加えた化学反応に注目が集まっていた。