<マリーゴールド:後楽園大会>13日◇東京・後楽園ホール“魂の申し子”MIRAI(25)がマリーゴールドでのラストマッチ…
<マリーゴールド:後楽園大会>13日◇東京・後楽園ホール
“魂の申し子”MIRAI(25)がマリーゴールドでのラストマッチを勝利で飾った。桜井麻衣との「ミライサク」で、ダークネス・レボリューションの野崎渚&CHIAKIと対戦。最後は13分49秒、桜井がCHIAKIをがっちりと両腕でホールドし、そこへロープで反動をつけたMIRAIが豪快なラリアット。桜井がカバーして3カウントを奪った。
試合後のマイクで桜井が「私たちの4年間は長いようで、すごいあっという間でした。でも、あなたと出会えて私は本当に良かったって思ってる。だから、それぞれ別々の道に行っても、絶対に、てっぺん目指して、その時にまた必ずリングで会いましょう」と惜別の言葉を贈ると、MIRAIは「桜井麻衣、何泣いてんの?」と泣き笑いの表情を浮かべた。
そして「MIRAIも桜井麻衣と出会えて本当に良かったなって思ってる。ミライサクでいろいろやってきたね。今まで桜井麻衣と経験したこと、絶対に忘れないから。本当にありがとう。MIRAIはこれからもMIRAIらしく歩んでいきます。見ててね。また会おうね」と答えて、2人で座礼で締めくくった。
MIRAIはこの日も野崎の誘いにまんまとはまり、場外の台車に乗せられて、鉄柱に激突させられる場面もあった。だがダークネス・レボシューションはこれまでも、ことある事にMIRAIに秋波を送っており、単なる敵対関係ではないことは明らか。MIRAIは試合後のマイクの最後に「もう1つ言いたいことがあります。おいCHIAKI! 両国で、絶対ベルトを奪い返して来いよ! お前ならできる。MIRAIはそう信じてます」と、26日両国大会でツインスター王者組川畑梨瑚&Maria(マーベラス)に松井珠紗とともに挑むCHIAKIにエールを送った。
MIRAIはバックステージでも「短かったけど、マリーゴールドで経験できたことは自分のプロレス人生の中ですごく大きいし、いろんなことを(ロッシー)小川さんにもかなえていただいたし、本当に、本当に感謝しかないです。人生は冒険だと思っているので、これからどうなるか分からないけど、自分自身を信じて、自分の心の中にあるコンパスを信じて、その方向に自分らしく真っすぐに進んでいきたいなと思います。本当に皆さんありがとうございました。また魂込めてお会いしましょう」と感謝の言葉を口にして後楽園を後にした。