阪神は13日、マウロ・ゴメス氏(41)の駐ドミニカ共和国スカウト就任を発表した。ゴメス氏は同国出身。レッドソックスでメジ…

阪神は13日、マウロ・ゴメス氏(41)の駐ドミニカ共和国スカウト就任を発表した。

ゴメス氏は同国出身。レッドソックスでメジャーデビューし、14年から3年間阪神でプレー。1年目には109打点でタイトル獲得。3年間で通算65本塁打、260打点をたたき出した強打の一塁手だった。

阪神は昨年1月に初めて同国で本格トライアウトを実施するなど人材開拓に力を入れている。日本野球に適応したゴメス氏がその一助になる。

球団を通じてコメントを寄せた。

「阪神タイガースファンの皆さん、こんにちは。再びこうして皆さんにお話しできること、新たなキャリアのステージからごあいさつできることを大変光栄に思います。阪神タイガースで過ごした3年間は本当に素晴らしいもので、私にとって決して忘れられない経験です。ファンの情熱、チームの支え、そして球団の温かさ、そのすべてが、フィールドでの毎日を特別なものにしてくれました。そして今、スカウトとしてこのチームに携われることをうれしく思います。新たな視点から貢献し、この偉大な阪神ファミリーのさらなる成長に力を尽くしたいと思っています。チームが競争力を保ち、成功を続けられるよう、才能ある選手を見つけ出すことに全力を注ぐつもりです。これまでの皆さまのサポートに感謝申し上げるとともに、タイガースとともにこの新しい章をスタートできることに大きな喜びを感じています」