◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 最終日(12日)◇東名CC(静岡)◇3285yd(パー36)◇…
◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 最終日(12日)◇東名CC(静岡)◇3285yd(パー36)◇曇り(観衆3806人)
10位で最終日を迎えた初めてのディフェンディング大会で、佐藤心結は4打差を詰められず通算4アンダーの25位に終わった。「最後の最後でちょっと悔しい結果になった」と濃霧の影響で短縮された9ホールを振り返るが、今週を通して「良いところもあったのでアメリカで継続していきたい」と切り替えに努めた。
佐藤はこの日夜に渡米。15日(水)から4日間72ホールで争う米国女子ツアーQシリーズ(予選会)のセカンドステージ(フロリダ州プランテーションG&CC)に初挑戦する。
今週は奇しくも、来季参戦を目指す米ツアーのメンバー5人がスポット参戦した。そのひとり、今季ルーキーシーズンで初優勝を遂げた1つ年上の岩井千怜と初日同組となり、ラウンド中に「海外のことなどを少し」聞くこともあったという。
現地フロリダには13日(月)朝に到着。競技は2コースを交互にプレーする形式で、到着日と14日(火)の2日間で1ホールずつ練習ラウンドをこなす予定だ。「ちょっとハードだけど、すぐにゴルフをした方が時差ボケもあまり考えなくて良さそう」と話し、限られた時間で最大限の準備を整える。競技には1つ年下の櫻井心那もエントリーしており、「心那がその場にいたら、ちょっと安心材料になるかも」と表情を緩めた。
「向こうの状況や環境は行ってみないと分からないけど、ワクワクする楽しみな部分でもある。良い結果を日本に持ち帰られたらいいですね」。12月のファイナルステージ(アラバマ州マグノリアグローブGC)進出へ、まずは第一関門の突破を目指す。(静岡県裾野市/塚田達也)