<YBCルヴァン杯:柏4-1川崎F>◇12日◇準決勝第2戦◇三協F柏柏レイソルが2戦合計5-4で川崎フロンターレを下し、…

<YBCルヴァン杯:柏4-1川崎F>◇12日◇準決勝第2戦◇三協F柏

柏レイソルが2戦合計5-4で川崎フロンターレを下し、5年ぶりの決勝進出を果たした。MF仲間隼斗が1得点2アシストと大活躍した。

相手に退場者が出た後の後半22分から出場すると、高いボールテクニックを生かして、ゴール脇のボックスに進入し、相手選手を翻弄した。

後半28分にはボックス内でルーズボールを拾い、相手をかわしながら左足シュートを決めた。同32分には左サイドからのクロスボールで細谷真大のヘディングシュートを演出し、さらに追加タイムの同47分にはボックス中央の細谷へ浮き球の絶妙な浮き球パスを通し、決勝点へと導いた。

「相手も(人数が)少なかったので、サイドに流れて起点を作って、そこからゴールに向かうプレーを求められました」としてやったりの表情。得点場面については「こぼれというか、予測のところで相手を上回れて良かったし、冷静に決められた」と振り返った。

期待通りの活躍。しかも細谷とのホットラインでチームの後半全3点を限られた時間の中で創り上げた。

「やっぱり出してがフリーでどこでも上げられる状態だったら、やっぱりゴールを目指すというのは自分のセオリーの中にある。それが自分と真大の関係だったというところ」。事もなげにそう言った。

まさに必殺仕事人。優勝を目指す上で、リカルド・ロドリゲス監督にとっては大きなジョーカーとなっている。