学生3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(13日、大社正面鳥居前~出雲ドーム前)の開会式前に島根県出雲市内でプレスインタビューが…
学生3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(13日、大社正面鳥居前~出雲ドーム前)の開会式前に島根県出雲市内でプレスインタビューが行われた。悲願の初優勝を目指す中央大の藤原正和監督(44)は、「『ぜひ初優勝を』というところではあるが、学生たちと一緒に目標としては『出雲3位以内』を立ている。優勝にチャレンジした中での3位以内を獲得したい」と2年ぶりの出雲路へ、意気込んだ。
3区溜池一太(4年=洛南)、4区吉居駿恭(4年=仙台育英)、6区本間颯(3年=埼玉栄)の1万メートル27分台の自己ベストを持つ好ランナーを擁す中、今大会は吉居と溜池の最上級生コンビを注目選手にピックアップした。
箱根駅伝は歴代最多14度の総合優勝を誇る一方、出雲駅伝は3度(92、96、05年)の準優勝が最高成績だ。「この2人の経験者を軸に明日(13日)、6人でしっかりと戦っていきたい」と藤原監督。トラックの脚力を「スピード駅伝」にぶつけ、深紅の快進撃の1歩目とする。