大学3大駅伝の開幕戦、第37回出雲駅伝が13日、行われる。エース佐藤圭汰(4年=洛南)が不在の前回準優勝・駒澤大は、2年…
大学3大駅伝の開幕戦、第37回出雲駅伝が13日、行われる。エース佐藤圭汰(4年=洛南)が不在の前回準優勝・駒澤大は、2年ぶりの王座奪還を狙う。藤田敦史監督(48)は「佐藤圭汰がいないと爆発力に欠けるところもあるが、それ以外のメンバーはこの夏から『自分たちでやろう』という気持ちになって一丸となってやってきた」と評価する。
キーマンに挙げたのは、やはり、2区帰山侑大(樹徳)、4区伊藤蒼唯(出雲工)、アンカー6区主将の山川拓馬(上伊那農)の4年生トリオだ。
「この3人には非常に期待している。この学年は唯一、『3冠』を知っている最後の世代となる」。
さらにチームは、9月の世界選手権東京大会で800メートル代表となったルーキー落合晃(1年=滋賀学園)や、1万メートル米国代表でアイビーリーグ選抜(オープン参加)のグラハム・ブランクス(ハーバード大)の活躍に刺激を受けている。
指揮官は「世界を肌に感じながらやる駅伝は、これは学生たちの成長にとっては非常に大きな経験になる。そういった中で駒澤が勝てるようにしっかりやっていきたい」と誓った。