<セ・CSファーストステージ:DeNA7-6巨人>◇第2戦◇12日◇横浜DeNAが連勝で2年連続のCSファイナルステージ…

<セ・CSファーストステージ:DeNA7-6巨人>◇第2戦◇12日◇横浜

DeNAが連勝で2年連続のCSファイナルステージ進出を決めた。15日から敵地の甲子園でリーグ王者・阪神に挑む。初回の5点ビハインドをすぐさま追いつく粘りで、最後は競り勝った。

延長11回に1点を勝ち越されたが、2死から内野安打で出塁した石上泰輝内野手(24)が二盗を決め、同点に追い付くと、最後は蝦名達夫外野手(28)がサヨナラ打を放った。

お立ち台に立った三浦大輔監督(51)は「すごい試合でした。ゲームセットまで戦おうと、誰1人としてあきらめなかった」と語り、大きな声援を浴びた。

先発アンドレ・ジャクソン投手(29)が1回にまさかの2被弾を含む5失点で炎上。しかしその裏の攻撃で佐野恵太外野手(30)が巨人先発・戸郷翔征投手(25)から反撃の2ラン。さらに石上が同点3ランを放ち、試合を振り出しに戻した。

短期決戦ならではの継投で2回から石田裕太郎投手(23)が登板。多彩な変化球を制球良く操り、巨人打線の勢いを止めて4回無失点の好投を見せた。3番手の平良拳太郎投手(30)も2回を無失点で0を並べ、救援陣が粘った。

打線と投手陣がかみ合った総力戦で、ベイスターズがCSファーストステージ突破を決めた。