<W杯欧州予選:スペイン2-0ジョージア>◇11日◇E組◇エルチェFIFAワールドカップ(W杯)欧州予選で、FKからチー…
<W杯欧州予選:スペイン2-0ジョージア>◇11日◇E組◇エルチェ
FIFAワールドカップ(W杯)欧州予選で、FKからチームの2点目を記録したスペイン代表FWオヤルサバル(28)が試合後、「ゴールを決める幸運に恵まれたこと、そして何よりも試合に勝てて本当にうれしい」と喜んだ。
スペインは11日に行われたW杯欧州予選でジョージアとホームで対戦した。立ち上がりからボールを圧倒的にキープし、前半24分にペドリがペナルティーエリア内に入れた縦パスをル・ノルマンがゴール前に折り返し、ジェレミ・ピノが押し込んで先制点を記録した。
前半30分のPKはフェラン・トーレスが失敗するも、後半19分に代表で絶好調のオヤルサバルが、ペナルティーエリア手前からのFKをゴールに直接突き刺し、2点差にした。スペインはボール支配率77%、シュート24本(枠内7本)を記録し、ジョージアのシュートをわずか1本に抑え、危なげなく2-0で快勝。欧州予選3連勝を達成し、2位トルコに勝ち点3差をつけ、E組首位の座をキープした。
試合後、センターフォワードとしてW杯欧州予選3試合すべてで先発し、2得点2アシストを記録しているオヤルサバルがインタビューを受けたもようをスペイン紙アスが伝えた。
オヤルサバルはまず、勝利を決定づけた左足の強烈なFKについて、「ゴールを決める幸運に恵まれたこと、そして何よりも試合に勝てて本当にうれしいよ」と喜びをあらわにした。
多くの決定機を作ったのにもかかわらず、大量点を奪えなかったことについては、「相手が守備的に臨み、難しい試合になることは分かっていた。僕たちは決定力を欠いたが、最初から最後まで試合を支配した。チームの働きには大いに満足しているよ」と振り返った。
最後に主力選手が何人もけがで欠場したことについて、「招集メンバーから外れた選手たちはもちろん重要だが、ここにいる選手たちも同様に重要だ。僕たちの強みはチームにある」と返答した。(高橋智行通信員)