<W杯欧州予選:ノルウェー5-0イスラエル>◇11日◇I組◇オスロ2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大…

<W杯欧州予選:ノルウェー5-0イスラエル>◇11日◇I組◇オスロ

2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会欧州予選は11日、各地で行われ、I組でノルウェーがイスラエルに5-0で大勝し、6戦全勝の勝ち点18として28年ぶりの本大会出場に王手をかけた。

FWハーランド(25=マンチェスター・シティー)が3得点。5ゴールを挙げた9月9日のモルドバ戦に続き、W杯予選2試合連続のハットトリックを達成した。

前半の開始早々にPKを獲得したが、ゴール左へのキックは失敗。ただ、VARの判定でGKがゴールラインを出ていたとして蹴りなおし。右へのキックは再びGKに防がれた。

苦笑いを浮かべたエースは気落ちすることなく、1-0の前半27分、FWセルロート(アトレチコ・マドリード)のスルーパスに抜け出して右足でゴール。3-0の後半18分にはFWヌサ(ライプチヒ)の左クロスを頭で押し込み、同27分にも再びヌサの左クロスを頭で合わせた。今予選は得点ランキング独走の12ゴール目。代表通算46試合の出場で51ゴールとした。

主な世界的な選手の国際Aマッチ通算50ゴール到達時の試合数は以下の通り(オプタデータによる)。

ハーランド(ノルウェー)46試合、ケーン(イングランド)71試合、ネイマール(ブラジル)74試合、エムバペ(フランス)90試合、レバンドフスキ(ポーランド)90試合、メッシ(アルゼンチン)107試合、ロナウド(ポルトガル)114試合

驚異的なペースでゴールを量産するエースの活躍で、ノルウェーは1998年大会以来のW杯出場に大きく前進。今予選最多7アシストのMFウーデゴール(アーセナル)が負傷で不在の中、2アシストを記録した20歳のヌサは試合後のTVインタビューで「まだ2試合残っているが、今日は堅実な試合ができてうれしい。まだやるべきことはたくさんあるけど、とにかく楽しんでいる」と語った。