13日号砲の大学3大駅伝第1戦にあたる出雲駅伝で、18大会連続25度目の出場の東洋大は、真価の問われるシーズン初戦を迎え…
13日号砲の大学3大駅伝第1戦にあたる出雲駅伝で、18大会連続25度目の出場の東洋大は、真価の問われるシーズン初戦を迎える。
10日に発表された区間オーダーは6区間のうち2年生が5人という若い陣容となった。
1区から順に松井海斗、内堀勇、迎暖人(いずれも2年)、浜中尊(3年)、馬場アンジェロ光、宮崎優(ともに2年)を配置。浜中、迎、宮崎は前回大会を経験しており、メンバー唯一の4年生で前回3区13位だった主将の網本佳悟は補欠登録となった。
今年1月の箱根駅伝では総合9位で継続中の記録では最長の20年連続シード権(総合10位以内)を達成。しかし、5月の全日本大学駅伝関東地区選考会では7位日体大に及ばず、まさかの次点の8位。本戦の連続出場回数が「17」で途絶えた。
ハーフマラソン1時間1分台を持つ岸本遼太郎や緒方澪那斗ら最上級生を欠き、伝統死守を迫られる中、就任17年目の酒井俊幸監督(49)の手腕が問われる。
出雲路では、出場22チームが島根・出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前までの全6区間(45・1キロ)を争う。各区間の距離は、1区8・0キロ、2区5・8キロ、3区8・5キロ、4区6・2キロ、5区6・4キロ、6区10・1キロ。第2戦の全日本、第3戦の箱根と比べて区間距離が短く、「スピード駅伝」とも称される。今大会は青学大、国学院大、駒大、中大、早大の「5強」が、優勝候補に挙げられている。
レース当日の13日午前9時~午前9時20分でメンバー変更が可能。当日変更は区間登録選手と補欠選手の交代のみで、区間登録選手間の変更はできない。