ロッテのサブロー新監督(49)が、「楽しくきついのが理想」と目指すチーム像を語った。11日、ZOZOマリンで行われた秋季…

ロッテのサブロー新監督(49)が、「楽しくきついのが理想」と目指すチーム像を語った。

11日、ZOZOマリンで行われた秋季練習後に取材に応じた。2軍監督時代には、大下誠一郎内野手(27)を中心に、松石信八内野手(19)、富山紘之進捕手(20)ら若手選手が積極的に声を出し、打席に立つ仲間を全力で盛り上げていた。その光景はファンの間で「ガヤーズ」と呼ばれ、話題を集めた。

サブロー監督は「大事やと思いますよ。声出すのきついから。きついし、周りも盛り上がる」と、その重要性を強調。「声出せ、言うても出ない子、多いじゃないですか。だからもう別になんでもええから、もうおもろいことでも何でもええから、しょうもないことでも何でもええから声出せっつって」と、声出しを指示したと明かした。

さらに、「あれはあれでよかったなと思うんですけど、1軍は応援とかも大きくて声聞こえないんで、ああやって練習で盛り上げてくれるやつがいたら。真顔できつい練習するより笑いながらやったら、もうまだ持つでしょ。いいね。楽しくやりたい。楽しくきついのが理想ですね」と語り、真剣さの中にも“笑い”を大切にする指導方針を示した。