レアル・マドリードのフランス代表FWエムバペ(26)が右足首を負傷し、代表チームを離脱した。スペイン紙アス電子版が11日…
レアル・マドリードのフランス代表FWエムバペ(26)が右足首を負傷し、代表チームを離脱した。スペイン紙アス電子版が11日に報じた。
エムバペは4日に行われたスペインリーグ第8節ビリャレアル戦でゴールを決めたが、右足首を負傷したため、終盤に交代を余儀なくされた。
その後、完治しないままフランス代表に合流したため、最初の数日間はチーム練習に参加できず。10日のワールドカップ(W杯)北中米大会欧州予選アゼルバイジャン戦の出場が危ぶまれていた。
最終的にスタメン入りしてチームの先制点を記録したものの、終盤に、ビリャレアル戦で痛めていた右足首を打撲。後半38分にピッチを去った。
フランス代表のデシャン監督はアゼルバイジャン戦の後、会見で「足首の痛みは、かなりひどかったようだ」とエムバペの状態が良くないことを認めていた。
その後の検査で、けがの回復に努めることがベストと判断された。13日のアイスランドを欠場し、一足早く代表チームを離脱することになった。現時点で、完治までにどれほどかかるかは分かっていない。
エムバペはゴールデンシュー、スペインリーグ得点王に輝いた昨季に続き、今季も高い得点力を維持している。ここまでRマドリードで公式戦10試合14得点(スペインリーグ9得点、欧州チャンピオンズリーグ5得点)をマークし、フランス代表では3試合3得点を記録。通算は13試合17得点で1試合平均は1・3得点と、昨季以上のハイペースでゴールを量産している。
エムバペの負傷により、Rマドリードには現在、負傷者が7人もいる状況になった。リハビリを継続しているメンディ、リュディガー、アレクサンダー・アーノルド、カルバハルに加えて、ハイセンとマスタントゥオーノが今月の国際Aマッチ期間で代表チームに合流した後、けがが判明したため、試合前にマドリードへ戻っていた。(高橋智行通信員)