MLB公式サイトは10日（日本時間11日）、ナ・リーグ優勝決定シリーズでのドジャース大谷翔平投手（31）の起用法を予想す…

MLB公式サイトは10日（日本時間11日）、ナ・リーグ優勝決定シリーズでのドジャース大谷翔平投手（31）の起用法を予想する記事を掲載した。地区シリーズが第5戦までもつれた場合は先発予定だった。

順番通りなら大谷は優勝決定シリーズ第1戦先発となるが「二刀流にベストの起用を考えるなら、大谷はシリーズの移動日前日となる第2戦の登板にし、スネルを第1戦に持ってくるのではないか。第3、4戦は山本とグラスノーだろう」とした。

大谷が第2戦で先発する場合、チームにとっても、大谷にとっても、メリットがある。スネルが第1戦に先発することになり、中4日で第5戦先発も可能。大谷は第2戦に先発した後、中5日なら第6戦、中6日なら第7戦の先発に回れ、シーズン中と同じ間隔で、大事な局面で投入することが可能になる。また、第2戦の翌日は休養日で、二刀流で大きな負荷がかかる大谷にとって、心身の疲労緩和にも充てられ、コンディションにもプラスとなる。

MLB公式サイトの記事では、地区シリーズで18打数1安打と苦しんだ原因も検証。サンチェス、ルサルド、スアレスとフィリーズの優れた左腕3人と対戦したことが1つの要因とする一方、ポストシーズンで初球を振る率がレギュラーシーズンより若干上がり、40％だったと指摘した。「リーグ優勝決定シリーズ以降は、二刀流スーパースターが投打でベストの働きをすることが、チームの助けになる」とし、ドジャースのワールドシリーズ連覇のカギになると予想した。

○…ドジャースはリーグ優勝決定シリーズでブルワーズ－カブスの勝者と対戦する。カ軍とは今季3勝4敗と負け越し。ただ、今季メジャー勝率トップを記録し中地区優勝を果たしたブ軍とは6戦全敗と1度も勝利がなく、勝ち上がってきた場合は厳しい戦いが予想される。大谷のカ軍戦での打撃成績は16試合で打率2割9分2厘、4本塁打、8打点と好相性。ブ軍戦でも16試合で打率2割7分、7本塁打、12打点と2・3試合に1本のペースで1発を放っている。大谷は投手としても登板予定だが、両チームともに登板経験はない。