日本サッカー協会(JFA)が11日、強化・育成・普及の拠点とするJFA夢フィールド(千葉市)で、さまざまな角度からサッカ…

日本サッカー協会(JFA)が11日、強化・育成・普及の拠点とするJFA夢フィールド(千葉市)で、さまざまな角度からサッカーを楽しんでもらおうと「JFA夢フィールドデー」を初開催した。

2020年に開業後、日本代表などの合宿地となっている同施設。初の試みとなったイベントは、あいにくの悪天候での実施となったが、多くのファンが会場に足を運んだ。

強化、育成、普及の最前線で活動するスタッフらを招いた「JFAフットボール大学」の特別講座では、世界を目指す選手に英語を教えている現役講師が、小中学生にピッチ内外で使える語学勉強法を伝授。室内のフットサル場ではオフサイドフラッグを使ったクイズ形式の審判体験も行われた。

ビーチサッカー体験コーナーでは日本代表の茂怜羅オズ(39=東京ヴェルディBS)が、子供たちとミニゲームなどを楽しんだ。

エントランス前には、災害時に子供たちが安心して体を動かせる移動式の遊び場と、ピッチを全国に広げる取り組み「JFAぼうさい拠点」の展示も行われた。

また、前日10日の国際親善試合でパラグアイと2-2で引き分け、次は14日に「王国」ブラジルに東京・味の素スタジアムで挑む日本代表の公開練習も夕方から予定されており、多くのサポーターが傘を手に駆けつけている。【泉光太郎】