阪神は11日、甲子園でシート打撃を行った。ボールカウント、アウトカウントは試合と同様。全ポジションに守備もつけた。近本光…
阪神は11日、甲子園でシート打撃を行った。ボールカウント、アウトカウントは試合と同様。全ポジションに守備もつけた。
近本光司外野手(30)、中野拓夢内野手(29)、森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(26)、大山悠輔内野手(30)の主力5選手は当初、この日から宮崎でのフェニックスリーグに出場予定だったが、悪天候を見越して残留が決まっていた。5人を中心に打席を回し、ジョン・デュプランティエ(31)やニック・ネルソン(29)ら1軍投手を相手に、おおよそ12イニングの攻撃を行った。
中でも光ったのは大山だ。適時打や流した右前打などケース打撃を実戦。バックスクリーンへの本塁打も含め、5安打と大当たりだった。凡退した1打席も痛烈な三直だった。
佐藤輝はデュプランティエの150キロを中堅右に運ぶ特大本塁打を放った。
2日のレギュラーシーズン最終戦以来、9日ぶりに投手の生きた球を打ったが、ブランクを感じさせない内容だった。