<ア・リーグ地区シリーズ:マリナーズ3-2タイガース>◇第5戦◇10日(日本時間11日)◇Tモバイルパークタイガースのエ…

<ア・リーグ地区シリーズ:マリナーズ3-2タイガース>◇第5戦◇10日(日本時間11日)◇Tモバイルパーク

タイガースのエース左腕タリク・スクバル(28)がポストシーズンの歴史に名を刻む快投を披露したが、チームは延長15回の死闘の末に敗退した。

マリナーズとの地区シリーズ第5戦に先発。最速約101マイル(約163キロ)の剛速球にチェンジアップ、カーブ、シンカー、スライダーを織り交ぜるパワーと緩急の効いた投球で、初回から毎回奪三振を記録。2回の最後の打者から4回の最後の打者まで7者連続奪三振もマークした。

6回まで99球を投げ、2安打1失点、無四球13奪三振。MLB公式データによると、ポストシーズンのシリーズ突破がかかった試合で13三振を奪ったのは、史上最多記録だった。

タイガースの投手陣は15回まで8人が継投し、最後の右腕ケンリーが安打と四死球で1死満塁としたところでサヨナラ右前打を浴びた。

A・J・ヒンチ監督は「シアトルおめでとう。素晴らしい勝利だった。我々も今日は素晴らしい戦いをしたが、どちらかが勝ってどちらかが負けることは決まっている。選手たちが今季成し遂げたことに、本当に誇りに思う」と話した。