阪神は11日、甲子園でシート打撃を行った。主力5人らが打席に立った。最初に登板したのは富田蓮投手(24)とCSファイナル…

阪神は11日、甲子園でシート打撃を行った。主力5人らが打席に立った。

最初に登板したのは富田蓮投手(24)とCSファイナルの先発要員に挙がるジョン・デュプランティエ投手(31)。当初はフェニックスリーグで登板予定だったが悪天候を見越して残留が決まっていた。

同じく急転、宮崎行きを取りやめた近本光司外野手(30)、中野拓夢内野手(29)、森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(26)、大山悠輔内野手(30)らが打席に入った。

佐藤輝はデュプランティエの2イニング目、1ボールからの甘い150キロをジャストミート。中堅右のフェンスを軽々と越えていく、大アーチをかけた。

静かなグラウンドで「ワオ!」とナインの驚きの声が上がった。最終戦の2日以来の打席だったが、ブランクを感じさせない打撃だった。

下肢を痛めていたデュプランティエは3日のオリックスとの練習試合(SGL)で1カ月半ぶりに復帰。それ以来の登板だった。