エンゼルスなどで活躍しMVPに3度輝いたアルバート・プホルス氏(45)が、古巣エンゼルスの監督就任に向け大きく前進したと…

エンゼルスなどで活躍しMVPに3度輝いたアルバート・プホルス氏(45)が、古巣エンゼルスの監督就任に向け大きく前進したと、米専門メディア「ジ・アスレチック」が10日(日本時間11日)伝えた。

エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが9日(同10日)にセントルイスまで出向いて同氏と面談し、話し合いは大きく前進し、コーチ陣の選定や具体的な契約の話もしたという。同メディアによると、新監督候補としては他に元エンゼルス外野手のトリイ・ハンター氏の名も挙がっているが、アート・モレノ球団オーナーの第1希望はプホルス氏で、プホルス氏側に決断が委ねられている状況だという。球団は24日(同25日)に開幕するワールドシリーズ前には新監督発表を行いたい考えだという。

プホルス氏は2001年にカージナルスでデビューし12年から21年途中までエンゼルスでプレー。ドジャースも含め3球団で22年プレーし打率2割9分6厘、703本塁打、2218打点をマークし、米野球殿堂入りは確実視されている。22年にカージナルスで引退後、エンゼルスと10年間のパーソナルサービス契約を結んで球団の顔および指導者としての活動を行っていた。

エンゼルスの監督は今季までロン・ワシントン氏が務めたが、健康上の理由でシーズン途中から休職し、シーズン終了後は来季オプションが破棄されていた。