「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2-1フィリーズ」(9日、ロサンゼルス) ナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第…

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2-1フィリーズ」(9日、ロサンゼルス)

 ナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第4戦が行われ、ドジャースは延長十一回、2-1でフィリーズにサヨナラ勝ちし、3勝1敗として2年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。八回から登板した佐々木朗希投手(23)が3回を無安打無失点に抑える完全投球。勝利への流れを呼び込んだ。大谷翔平投手(31)は4打数無安打だった。カブスは6-0でブルワーズに勝ち、2勝2敗となった。佐々木との主な一問一答は以下の通り。

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 -自信を取り戻したか

 「ストレートの強さとスピードとコントロールが自分の中でいいラインができたので、ゾーンで勝負できるようになった。その分、変化球もより生きていく感じがあるので、それがゾーンで勝負できる要因かなと思う」

 -日米の短期決戦の違いは。

 「日本はリーグ優勝が重要視される。アメリカではポストシーズンでワールドチャンピオンになることが重要視されているので、そこの違いは感じていた。(シーズンで)全然貢献できなかった分、チームに貢献したいと思っていた。そういった意味では少しだが、貢献できて良かった」

 -投げている感覚は。

 「緊張感は登板ごとに最初より減っているので、いい緊張感の中で投げられている」

 -シャンパンファイトで「ロウキに乾杯!」と。

 「個人としては来年につながる何かを(つかみたい)。あのまま(故障で)終わるより、ポストシーズンでいろいろ経験して、という思いがあった。チームのために今は働けているので良かった」