立ち技打撃格闘技のK-1は10日、都内で記者会見を開催し「K-1ワールドMAX2025」(11月15日、東京・代々木第二…
立ち技打撃格闘技のK-1は10日、都内で記者会見を開催し「K-1ワールドMAX2025」(11月15日、東京・代々木第二体育館)の追加対戦カードを以下のように発表。WBCムエタイ世界スーパーフライ級王座など数々のタイトルを獲得し、RWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)でも活躍する石井一成(27=ウォーワンチャイプロモーション)が、第2代K-1ワールドGPバンタム級(-53キロ)王座をかけてKrush同級王者の黒川瑛斗(21=team VASILEUS)と戦うことが決まった。
石井は会見で「タイトルマッチ3度目の挑戦なので(過去2度はいずれも黒田斗真に延長と本戦で判定負け)、三度目の正直を実現させようと思います」と意気込んだ。
黒川からは「(石井は)過去の選手だと思っているので、僕が今のK-1を見せようかなと思っています」との言葉も出たが、石井は「今回、K-1に復帰して2戦目なので。過去の選手とか言わせる気はないので。直近の試合はムエタイでやったんですけど、またK-1ルールにアジャストして仕上げるので、11月15日は楽しみにしておいてほしいですね」と言い返した。
その上で石井はジャッジについて言及。「僕が黒田選手とタイトルマッチをした時は、蹴りに対してポイントがまったくないように感じたのでパンチ主体の作戦を立てたんですけど。でもこの前(K-1復帰第1戦となった今年7月の白幡裕星戦)みたいにインローでポイントを取ってくれるのであれば、そこはムエタイを生かしてどんどん蹴っていきたい。そこは明確にレフェリーとかK-1サイドからも蹴りに対してもポイントがありますっていうのを声を大きくして言ってほしいですね」と求めた。
一方の黒川は「ここまで来ることを目標にやってきたわけではなく(同門の)武尊さんだったり、(松倉)信太郎さん、(野杁)正明さん、(与座)優貴さん、(寺田)匠さんたちK-1のベルトを巻いている人たちの背中を見て育ってきたんで。今度は自分が巻く番かなと思っています。この日以降、K-1バンタム級は俺が背負っていきます」と強気に宣言した。
<追加対戦カード>
▼K-1ワールドGP女子フライ級王座戦3分3回延長1回
SAHO(闘神塾/王者) VS ソフィア・ツォラキドゥ(ギリシャ/挑戦者)
▼第8代K-1ワールドGPスーパーライト級王座決定戦3分3回延長1回
朝久泰央(朝久道場) VS 稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)
▼第2代K-1ワールドGPバンタム級王座決定戦3分3回延長1回
石井一成(ウォーワンチャイプロモーション) VS 黒川瑛斗(team VASILEUS)
▼スーパーバンタム級3分3回延長1回
池田幸司(ReBORN経堂) VS 大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)
▼フェザー級
斗麗(WIZARDキックボクシングジム) VS 橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)
▼フェザー級3分3回延長1回
永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) VS 松本海翔(TAD)
▼-56キロ契約3分3回延長1回
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフTEAM ASTER) VS ウー・ユートン(中国)
▼プレリミナリーファイト・スーパーライト級3分3回
川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス) VS 石川優斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
▼プレリミナリーファイト・スーパーライト級3分3回
浜名颯斗(K-1ジム大宮チームレオン) VS 倫太朗(VAINQUEUR GYM)