大学3大駅伝第1戦にあたる出雲駅伝(10月13日)の大会主催者が10日、区間エントリーを発表した。初優勝がかかる中央大は…
大学3大駅伝第1戦にあたる出雲駅伝(10月13日)の大会主催者が10日、区間エントリーを発表した。
初優勝がかかる中央大は、1区から順に岡田開成(2年)、浜口大和(1年)、溜池一太(4年)、吉居駿恭(4年)、佐藤大介(2年)、本間颯(3年)を配置。補欠には藤田大智(3年)、七枝直(2年)が登録された。
武器は圧倒的なスピード力。アイビーリーグ選抜を除いて算出された今大会のエントリーメンバー上位6人の平均タイムは、5000メートルが13分29秒98、1万メートルが28分04秒45とともにトップを誇る(留学生を複数人登録したチームは記録上位1名が計算対象)。
特に1万メートルでは、吉居が日本人トップの27分44秒48、本間が同3位の27分46秒60、溜池が同6位の27分52秒38を記録。今大会もその3人を配置しており、トラックで磨いてきた脚力が駅伝でも生かせるかが鍵を握る。
出雲路では、出場22チームが島根・出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前までの全6区間(45・1キロ)を争う。各区間の距離は、1区8・0キロ、2区5・8キロ、3区8・5キロ、4区6・2キロ、5区6・4キロ、6区10・2キロ。第2戦の全日本、第3戦の箱根と比べて区間距離が短く、「スピード駅伝」とも称される。今大会は青学大、国学院大、駒大、中大、早大の「5強」が、優勝候補に挙げられている。
レース当日の13日午前9時~午前9時20分でメンバー変更が可能。当日変更は区間登録選手と補欠選手の交代のみで、区間登録選手間の変更はできない。