ヤクルトの池山隆寛新監督(59)が10日、都内で就任会見を行った。2軍監督時代の経験も生かし、対話重視のスタイルでチーム…

ヤクルトの池山隆寛新監督(59)が10日、都内で就任会見を行った。

2軍監督時代の経験も生かし、対話重視のスタイルでチームをまとめる方針を明かした。「最終的には人がやるので、やっぱり気持ちが入らないと体も動かないし、人として対話重視というところに重点を置きながら。話し合いが非常に大事なことだとつくづく痛感していますので、そのスタイルは変えません。上からという時でもないですし、自分のスタイルは一生懸命さだけなので、そこは貫いていきたい」と背筋を伸ばした。

「秋は結果を求められないので、来年に向けてどういうふうに形を育てていくか、どう長所を伸ばしていくか」と、秋季キャンプでも選手との対話に時間を費やすつもりだ。

「今の選手たちの情報はすごい量なので、コーチも大変な時代になってきています。そこを選手とコーチと詰めて、話し合って。今年けが人が多かったのでけがに対する、なんていうんですかね。どうやってけがをしていったかを検証しながら、選手の練習も進めていかないと1年間尻すぼみになってしまうところが反省だと思うので、若手のレベルアップというところもするんですけど、そういう取り組み方も話し合って見ていきたいと思います」と話した。