大学3大駅伝第1戦にあたる出雲駅伝(10月13日)の大会主催者が10日、区間エントリーを発表した。早稲田大(早大)は、1…

大学3大駅伝第1戦にあたる出雲駅伝(10月13日)の大会主催者が10日、区間エントリーを発表した。

早稲田大(早大)は、1区から順に吉倉ナヤブ直希(2年)、山口智規(4年)、鈴木琉胤(1年)、佐々木哲(1年)、堀野正太(1年)、工藤慎作(3年)を登録。3大駅伝で「3冠」を達成した2010年以来、15年ぶりの優勝を目指す。

鈴木は千葉・八千代松陰高3年時の全国高校駅伝1区(10キロ)で日本人最高記録の28分43秒で区間賞を獲得した逸材。7月の日本選手権5000メートルでも学生トップの10位となっており、今大会のルーキーでは最注目の存在となる。2区の山口は今季のトラックシーズンで絶好調。「山の名探偵」こと工藤は2年連続でアンカーを務める。

補欠登録は間瀬田純平、宮岡凜太(ともに4年)。今年1月の箱根駅伝で3区区間3位と好走した山口竣平(2年)は、エントリーから外れた。

出場22チームが、島根・出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前までの全6区間(45・1キロ)を争う。各区間の距離は、1区8・0キロ、2区5・8キロ、3区8・5キロ、4区6・2キロ、5区6・4キロ、6区10・2キロ。第2戦の全日本、第3戦の箱根と比べて区間距離が短く、「スピード駅伝」とも称される。今大会は青学大、国学院大、駒大、中大、早大の「5強」が、優勝候補に目されている。

レース当日の13日午前9時~午前9時20分でメンバー変更が可能。当日変更は区間登録選手と補欠選手の交代のみで、区間登録選手間の変更はできない。