<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース-フィリーズ>◇第4戦◇9日(日本時間9日)◇ドジャースタジアムオリックスとエンゼル…
<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース-フィリーズ>◇第4戦◇9日(日本時間9日)◇ドジャースタジアム
オリックスとエンゼルス、マリナーズでプレーした長谷川滋利氏(57)が、ポッドキャスト番組「GamePlan」に出演し、ドジャースとフィリーズの第4戦を占った。
ドジャースが敵地で2連勝して王手をかけ、8日(同9日)はドジャースタジアムでの第3戦。先発の山本由伸投手(27)が、1点リードの4回に本塁打王&打点王カイル・シュワバー外野手(32)に特大の同点ソロを浴びると、その後も連打や失策絡みで3点を失った。
ド軍はアンソニー・バンダ投手(32)やジャック・ドライヤー投手(26)が無失点リリーフで望みをつなぐも、クレイトン・カーショー投手(37)が8回に一挙5失点。地区シリーズ突破はこの日の第4戦へ持ち越しとなった。
第4戦の先発は、ドジャースがタイラー・グラスノー投手(32)、フィリーズが今季13勝で防御率2・50の左腕クリストフェル・サンチェス投手(28)。長谷川氏は「フィリーズが有利だと思う。サンチェスの方が良いピッチングをしそう。ブルペンはいくら佐々木朗希が控えているとはいえ、ちょっと心配なので。今日(8日)はカーショーも打たれたので、明日(9日)は使わないですよね。シーハンが早めに出てくるかもしれない。明日はフィリーズが有利なのかなと思う」と分析した。
フィリーズ打線は、眠っていた上位打線のスーパースタートリオが完全復活。首位打者トレイ・ターナー内野手(32)、シュワバー、MVP2度のブライス・ハーパー内野手(32)は、2戦目まで計21打数2安打。この日はそれぞれ3安打、2安打(2本塁打)、2安打を記録した。
最終第5戦(11日=シチズンズバンクパーク)までもつれた場合は、ローテ通りならドジャースは大谷翔平投手(31)、フィリーズは左腕ヘスス・ルサルド投手(28)の先発が予想される。
大谷は打者として、今シリーズは14打数1安打に封じられている。