オビエドは9日、ベリコ・パウノビッチ監督(48)との契約を解除したことを発表した。これは今季のスペインリーグで最初の監督…
オビエドは9日、ベリコ・パウノビッチ監督(48)との契約を解除したことを発表した。これは今季のスペインリーグで最初の監督解任となる。
パウノビッチ監督は成績不振により解任されたハビエル・カジェハ氏の後任として、今年3月よりオビエドを指揮してきた。最終的に昨季の2部リーグを3位で終え、昇格プレーオフに出場。準決勝でアルメリア、決勝でミランデスを破り、チームを00-01年シーズン以来、25年ぶりとなる1部復帰に導いた。
今季ここまで1部リーグで8試合を戦い、2勝6敗の勝ち点6で降格圏一歩手前の17位と低迷している。クラブはこの状況を受け、契約が来年6月30日まで残っていたにもかかわらず、パウノビッチ監督の解任に踏み切ったとのことだ。スペイン紙マルカはこの決定を予想外のものと伝えている。
同紙はまた、後任候補としてルイス・カリオン氏を挙げている。23-24年シーズンにオビエドを率いて2部リーグで6位となり、昇格プレーオフに参加するも、決勝でエスパニョールに敗退した。昨季はラス・パルマスの指揮官として1部リーグに臨んだが、シーズン開幕から2ヶ月も経たずに成績不振で解任されていた。(高橋智行通信員)