<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース2-8フィリーズ>◇第3戦◇8日(日本時間9日)◇ドジャースタジアム日本ハムやダイエ…

<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース2-8フィリーズ>◇第3戦◇8日(日本時間9日)◇ドジャースタジアム

日本ハムやダイエーなどでプレーした武田一浩氏(60)が自身のYouTubeチャンネルで、ドジャース山本由伸投手(27)について語った。

山本は勝てばシリーズ突破となる一戦に先発。3回までノーヒットピッチングを続けるも、4回にカイル・シュワバー外野手(32)に特大の同点ソロを浴びると、その後も3安打などで3点を失った。

5回も無死から、ストットとターナーに連打を浴びて降板。4回0/3を6安打1四球3失点2奪三振の内容だった。

武田氏は、山本のスプリットの出来を分析。1回2死、ハーパーへフルカウントから投じたスプリットを引っかけたシーンに言及した。「多分ブルペンから落ちが良くなかったのかもしれない。あのボール(スプリット)を投げる時は結構力んで投げていて、スプリットをみんな振らなかったじゃん。チームで低めのボールは捨てようっていう。その辺が山本を苦しめたんじゃないか」と語った。

つづけて「真っすぐは悪くなかった。ずっと抑えてたからね、調子は落ちてないと思うけど、落ちるボールはその日によって変化の度合いも違うので、なんとも言えないんだけど。真っすぐは悪いとは思わなかった」と話した。

シュワバーに浴びたソロにも言及。「あれは山本にとってもショックだったのかもしれない。あのホームランから崩れたもんね。珍しいなと思って」と締めくくった。

山本自身も、スプリットの出来について「スプリットだけ、うまく良いところに投げられなかった」と振り返っていた。