◇国内男子下部ACNツアー◇エリートグリップチャレンジ2025 2日目(9日)◇ゴールデンバレーGC(兵庫)◇7220…

通算8勝の小田孔明がレギュラー下部ツアーから撤退へ(提供:JGTO)

◇国内男子下部ACNツアー◇エリートグリップチャレンジ2025 2日目(9日)◇ゴールデンバレーGC(兵庫)◇7220yd(パー72)

レギュラーツアー8勝の小田孔明がレギュラーツアーと下部ツアーからの撤退を明かした。国内男子下部ツアー「エリートグリップチャレンジ」の2日目を終え、「もうQT(予選会)も受けないので、あと2年半ゆっくりしてシニアツアーの方に行こうと思う」と話した。

この日は1バーディ、4ボギー1ダブルボギー1トリプルボギーの「80」でプレーし、通算9オーバーで予選落ちしていた。

今大会を主催するエリートグリップに対して「ずっとお世話になっていたので、恩返しじゃないが、この試合だけは出ようかなと決めていた。自分の中で一旦区切りかな」と感謝した。

「ずっと前から今年終わったらやめるって決めていた。自分の体といろいろ付き合っていて予選は通過するかもしれないが、思い通りにはいかないし、疲れもたまってきている。やっていても上位には行けそうにない」

今季はレギュラーツアー2試合をプレーして47位と52位。下部では今週を含め3試合に出場して棄権1試合、予選落ち2試合だった。

「一回休みたいなというのもあったし、自分の思い通りのゴルフがここ3、4年くらいできていないのでツアーに行っても戦えないかなという感じになってきた。若い選手の時代だし、今はツアーに出ても上位に行く自信はないからそういう感じで一区切り」

福岡県出身の小田は2000年にプロ転向し、08年「カシオオープン」で初優勝を挙げた。14年には年間2勝で賞金王を戴冠。同年「ブリヂストンオープン」でツアー8勝目を挙げて以降は勝利から遠ざかっていた。

2028年にシニアツアーでプレーできる満50歳を迎える。「来年はまだ分からないが、再来年49歳の時にシニアに向けて伊澤(利光)さんのキャディを何試合かするかもしれないので、そこからまたシニアに向けて頑張ろうかな」と今後のプランを明かした。