カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが、「世界一」に向けて新たな歩みを進める。9日、オンラインで20日(日本時間21日…

カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが、「世界一」に向けて新たな歩みを進める。

9日、オンラインで20日(日本時間21日)開幕のパンコンチネンタル選手権(PCCC、米バージニア)に向けた会見に出席した。

9月に行われた、26年ミラノ・コルティナ五輪への代表決定戦では、タイブレークでフォルティウスに敗戦。3大会連続の五輪出場を逃した。スキップ藤沢五月(34)は「目指していた五輪という道が、閉ざされて、終わってしまって、悔しい思いもした。すぐに立ち直れたかというと、そんなに簡単なものではなかった」と振り返る。

ただ、25年日本選手権優勝のフォルティウス、準優勝の北海道銀行が出場辞退したことで、3位のロコにPCCC出場権が巡ってきた。日本代表として、来年の世界選手権の出場枠をかけた戦いになるが「世界選手権での優勝を成し遂げていない。気持ちを切り替えてこられた」と笑顔で話し、16年銀メダルが最高成績の大会へ出場意欲を見せた。

26年1月28日までのワールドカーリングチームランキング(WTR)の対象となる大会で獲得したポイント(P)のうち、上位8大会分の合計Pで国内最上位チームが出場権を得られる。「すべてのチームにチャンスをいただけているのは何かしら意味がある。世界一になるのは五輪だけじゃない」と意気込んだ。