9月に行われた陸上の世界選手権で、男子100メートル、男子400メートルリレーに出場した桐生祥秀(29=日本生命)が、9…

9月に行われた陸上の世界選手権で、男子100メートル、男子400メートルリレーに出場した桐生祥秀(29=日本生命)が、9日までにインスタグラムを更新。今季を振り返った。

今季は、7月の日本選手権男子100メートル決勝で10秒23(追い風0・4メートル)を記録し、5年ぶり3度目の優勝を達成。8月の富士北麓ワールドトライアルでは、世界選手権の参加標準記録(10秒00)を破る9秒99(追い風1・5メートル)をマークし、日本人初の9秒台となる9秒98を打ち立てた17年以来、8年ぶりに10秒の壁を突破していた。

桐生は、これらの結果を振り返り「日本選手権では久々の優勝、そして8年ぶりの9秒台。この結果は、自分を信じてやり続けてきたことの証だと思います」と納得しつつ「ただ、東京世界陸上では思ったような結果を出せず、世界との差を改めて痛感しました。その悔しさが、今の自分をさらに前へと動かしています」と目指すところは高い。

「国スポを終えて、2025年のシーズンがすべて終了しました。支えてくれた皆さんに感謝しつつ、また新たな挑戦に向かって走り出します」と前を向き、さまざまなシューズを試着する写真とともに「冬季の靴選びにアシックスへ いろんな感覚を試す」とつづった。

この投稿に、ファンやフォロワーからは「2025年本当にお疲れ様でした!」「今年、完全復活の姿を見れて嬉しかったです」「桐生さんにたくさんの元気や、挑戦することの大切さを教えていただきました」「来年も飛躍の年となりますように!」などのコメントが寄せられた。