<ア・リーグ・地区シリーズ:タイガース9-3マリナーズ>◇第4戦◇8日(日本時間9日)◇コメリカパークタイガースがマリナ…
<ア・リーグ・地区シリーズ:タイガース9-3マリナーズ>◇第4戦◇8日(日本時間9日)◇コメリカパーク
タイガースがマリナーズとの地区シリーズ第4戦に9-3で逆転勝利し、対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。シリーズ突破をかけた第5戦は10日(同11日)にマリナーズの本拠地Tモバイルパークで行われる。
負ければポストシーズン(PS)敗退が決まるタイガースは、先発右腕マイズらが踏ん張れず5回表までに3失点。だがその直後の5回裏、7番ディンガーから3人連続タイムリーで同点に追い付くと、6回には今季36本塁打を放っている主砲グリーンの待望のPS第1号ソロで勝ち越し。さらに6番マッキンストリーの適時打と9番バエスの2ランでこの回一気に4点を奪った。
7回以降もトーレスのソロなどで2点を追加し、リリーフ陣も6回以降は無失点に抑えて快勝。MLBによると、タイガースがPSで9得点を挙げたのは1968年のワールドシリーズ第6戦で13点を記録して以来だという。勝ち越し弾を放ったグリーンは「我々は信じている。どんな状況でも決して諦めず、常に自分自身を信じているんだ」と言葉に力を込めた。
なお、第5戦では昨季投手3冠を達成してサイ・ヤング賞に輝き、今季も13勝6敗、防御率2・21をマークした最強左腕スクバルが中4日で先発する。