打撃格闘技のKNOCK OUTは7日、「KNOCK OUT59」(11月15日、東京・後楽園ホール)の第一弾対戦カードを…
打撃格闘技のKNOCK OUTは7日、「KNOCK OUT59」(11月15日、東京・後楽園ホール)の第一弾対戦カードを以下のように発表。KNOCK OUT-BLACKライト級(-62.5キロ)王者の大沢文也(34=ザウルスプロモーション)がREDルール(オープンフィンガーグローブ使用の肘ありルール)で、ゲーオガンワーン・ソーアムヌワイデッー(30=タイ)と戦うことになった。
ゲーオガンワーンは元ルンピニースタジアム・スーパーフェザー級王者、タイ国プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者、True-4Uスーパーフェザー級王者、第1回CP-Fresh Martトーナメント優勝などのタイトル歴を持つムエタイの強豪。今年8月の「KNOCK OUT56」では元K-1王者の軍司泰斗に強烈な左肘を浴びせて衝撃の1回KO勝ちを果たした。
大沢は、軍司がゲーオガンワーンに負けた直後にインスタグラムのストーリーで対戦する意思があると表明。この日、都内で開催された記者会見でそのことについて聞かれると「自分からインスタのストーリーでやらせてくれって言ったんですけど、本当は正直、全然やりたくなくて。簡単に言ったら、ああいうこと書いたらかっこいいかなって。女の子たちにモテるかなって思って書いたんですけど。階級も違うし」と告白。
続けて「タイ人のトレーナーがジムに結構いるんですけど、5人くらいにゲーオガンワーンって知ってる? って聞いたら、めちゃめちゃ強いって言われて。『実は俺、試合だよ』って言ったら、みんな『あ…あ…あ…大丈夫?』みたいな感じだったんで、お前らマジかよみたいな。それで『キックボクシングだったらフミは大丈夫だよ』って言われて『いや、オープンフィンガーでムエタイ』って言ったら、『あっ、ノー…』みたいなこと言われて。だからそのタイ人とかも全員、覆そうかなと思ってます」と意欲を見せた。
大沢の持つKNOCK OUT-BLACKライト級王座を“KNOCK OUTの顔”になりつつある久井大夢が狙っており、大沢はそれに備えて苦手だったサウスポー対策の練習に時間を割いている。ゲーオガンワーンもサウスポーで、その練習が生きそうだ。
大沢はBLACK王座に加えてREDルール、UNLIMITEDルール(グラウンドでの打撃が認められ、MMAから絞め技、関節技を抜いたルール)での戴冠も視野に入れ、さらにスーパーフェザー級(-60キロ)との2階級制覇にも色気を見せていた。
〈対戦カード〉
▼KNOCK OUT-RED-61.5キロ契約3分3回延長1回
大沢文也(ザウルスプロモーション) VS ゲーオガンワーン・ソーアムヌワイデッー(タイ)
▼スーパーファイトKNOCK OUT-BLACKウエルター級3分3回延長1回
漁鬼(SHINE沖縄) VS ペドロ・グランホ(スペイン/ワールド極真会館)
▼KNOCK OUT-BLACK-56キロ契約3分3回延長1回
福田拓海(KNOCK OUTクロスポイント大泉) VS 河野直次郎(CLIMB GYM)
▼KNOCK OUT-BLACKスーパーウエルター級3分3回延長1回
中島弘貴(NEXT LEVEL渋谷) VS 高橋幸光(飯伏プロレス研究所)
▼KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級3分3回延長1回
力斗(TEAM PREPARED) VS 井上舜矢(フリー)
▼KNOCK OUT-REDフェザー級3分3回延長1回
祐輝(OU-BU GYM) VS 竹内賢一(Ten Clover Gym世田谷)
▼KNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3回
YOSHIHIRO(teamYU-TO) VS 慶伍(FIGHT B _GYM)