キャプテンが1軍に戻ってくる。左手親指の靱帯(じんたい)を痛めて離脱していたDeNA牧秀悟内野手が8日から約2カ月半ぶり…

キャプテンが1軍に戻ってくる。左手親指の靱帯(じんたい)を痛めて離脱していたDeNA牧秀悟内野手が8日から約2カ月半ぶりに1軍復帰することが決定した。三浦大輔監督は7日のJFE東日本との練習試合後、「明日から牧と梶原をこっちに合流させます。試合後のアクシデントがない限りはこっちにくる予定になってます」と明言した。

長期離脱でリハビリを続けていた牧は、6日のみやざきフェニックス・リーグで実戦復帰。この日も先発出場し、動きに問題がなかったことから1軍復帰が決定した。指揮官は「キャプテンですし、4番を打ってる打者ですから。状態も確認しながらになりますけど、CSに間に合うようであれば大きな戦力になると思います」と期待を寄せた。

8日の日本通運との練習試合に、一塁として先発予定。オースティン、ビシエドが負傷離脱中とあって、負担の少ない一塁での先発起用も試すことになる。この日の練習試合では三森大貴内野手の外野守備起用など、本番を見据えた起用を行った。9日にはバウアーの中継ぎ起用も試す予定。11日から始まるCSファーストステージへ、着々と準備を進める。【小早川宗一郎】