日本代表が6日、千葉市内で、国際親善試合のパラグアイ戦(10日、パナスタ)、ブラジル戦(14日、味スタ)に向けて始動した…
日本代表が6日、千葉市内で、国際親善試合のパラグアイ戦(10日、パナスタ)、ブラジル戦(14日、味スタ)に向けて始動した。国内組6人と海外組6人が合流し、室内とピッチでそれぞれ調整。約1時間にわたって汗を流した。
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7月の東アジアE-1選手権以来の代表招集となったMF相馬勇紀(28=FC町田ゼルビア)は、海外組もいる代表活動には24年6月ぶりに招集された。「久々に八咫烏(やたがらす)のエンブレムを着られる喜びとワクワクという感じですかね。E-1はちょっといつもとは全く違う感覚、存在と認識していたので、代表に帰ってきたなという感じです」と感慨に浸った。
Jリーグでは9得点10アシストを記録するなど、圧倒的な存在感を示す。「自分がJリーグで結果を出していった先に、今回は三笘(薫)選手がけがとかもあったけど、どういうタイミングで入るか分からなかったけど、常に結果を出し続けていたらチャンスがあるかなと思っていた」と愚直に取り組んだ先の代表選出だった。
南米の強豪との2連戦。「どれだけやれるのか示すだけ」と久々の国外との対戦を心待ちにする。「(Jリーグで)結果を出していたからこそ呼ばれたので、結果を出すこと」とテーマを掲げた。
1年後に迫るW杯北中米大会へ、貴重なアピールの場となる。「もう自分は失うものは何もない。ぼくは食っていく、食い込むプラスのエネルギーしかないので、楽しみな気持ちとやってやろうという気持ちがあるので、ある意味フレッシュで良い気持ちで挑めている」とギラついた。【佐藤成】