<BOM(ザ・バトル・オブ・ムエタイ):OUROBOROS 2025大会>5日◇神奈川・横須賀アリーナ第9試合のエキシビ…

<BOM(ザ・バトル・オブ・ムエタイ):OUROBOROS 2025大会>5日◇神奈川・横須賀アリーナ

第9試合のエキシビションマッチ(2分2回)に吉成名高(24=エイワスポーツジム)が登場。K-1で軍司泰斗と激闘を演じたこともあるダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ)と拳を交えた。

「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)での初代アトム級ムエタイ世界王座決定戦(VSヌンスリン・チョー・ケットウィナー)を約1カ月後に控えてはいるものの、飛び膝蹴りや後ろ回し蹴り、側転しながら繰り出すキックなどアクロバティックな技も披露。キレのあるパンチをダウサヤームの顔面に当てる場面もあった。名高ならではのスピード感あふれる激しい動きでファンを魅了した。

名高は「今日はエキシっていうこともあって(相手も)階級も大きな選手だったので、ケガしないことをまず第一にやったんですけど。もうちょい盛り上げたかったなってのがあったんですけど(笑い)。でも大技とか出せたし、面白いシーンも作れたんで見てる方は楽しんでいただけたかなと思います」と笑顔を見せた。

蹴り足をつかまれ、放り投げられる場面もあったが「あれは全然、遊びみたいなもんなんで。ムエタイではよくある技術なんで大丈夫です」と話し、ONEでの大一番に向け「今はもうONEの試合のことだけ考えてトレーニングしてるので。相手選手がどんな動きをしてきても対応できるように、ひたすら反復練習してるんで。当日は最高のパフォーマンスが見せられるんじゃないかと思います」と自信をのぞかせた。