<高校野球秋季神奈川大会:横浜11-6東海大相模>◇5日◇準決勝◇サーティ-フォー保土ケ谷東海大相模は継続試合で横浜に敗…

<高校野球秋季神奈川大会:横浜11-6東海大相模>◇5日◇準決勝◇サーティ-フォー保土ケ谷

東海大相模は継続試合で横浜に敗れ、センバツ出場が絶望的となり、今夏に続き、またも横浜に甲子園への道を阻まれた。

昨日の試合では終盤から4点をあげ1点差に追い上げ東海大相模ペースで継続試合に。7回裏無死一塁から再開された、東海大相模の攻撃。勢いそのままに同点に追い付いたが、8回に勝ち越し打に満弾を浴びた。

3回途中からマウンドに上がったエース三渡(みわたり)琢真投手(2年)は「自分たちに流れはきていたが、横浜は切り替えてくる、とみんなで話していた」と、気持ちの準備はできていたはずだった。しかし、“王者横浜”はそれ以上だった。8回を振り返り「野手との声かけが少なくなって…。自分しか見えなくなっていた」。打たれたらダメだ、と考えれば考えるほど、気持ちが弱気に変わった。マウンド上での葛藤。勝ち越し打に、満弾を浴びた。「気持ちで負けた…。自分の弱さが出てしまいました。力不足でした…」と、涙ながらに話した。

新チームスタートから「打倒横浜」を掲げて走り続けた秋。神奈川を制するには、横浜は越えなければならない壁だ。もっと強くなって、来年、再び横浜に挑む。