大相撲の十両三田(23=二子山)が、昨年秋場所の初土俵から1年余りで、ちょんまげを結った。5日、東京・両国国技館で行われ…

大相撲の十両三田(23=二子山)が、昨年秋場所の初土俵から1年余りで、ちょんまげを結った。5日、東京・両国国技館で行われた元関脇妙義龍の振分親方の引退相撲に参加。前日4日の湊川親方(元大関貴景勝)の引退相撲に続き、ちょんまげ姿で取組を行った。三田は幕下最下位格付け出しの初土俵以来、今年9月の秋場所まで7場所全て勝ち越し。ざんばら髪で快進撃を続けていた。この日の取組後に「(秋場所の)千秋楽パーティーで初めて、まげを結いました」と、9月28日に後援者らに初公開していたと説明した。

まげを結い、一段とりりしくなった印象だが、三田は「自分では分かりません」と謙遜した。ただ「引き締まりますね」と話し、力士としての自覚を一段と強めた様子だった。