日本シリーズ初白星を飾り、ポーズをとるDeNAの(左から)高城、浜口、宮崎=横浜【写真提供:共同通信社】

 

 

 

横浜DeNAが6対0で福岡ソフトバンクに快勝。負ければ敗退となる崖っぷちのチームをハマの黄金ルーキーが救ってみせた。

 先発は今季4勝0敗、防御率2.49の和田と、同10勝6敗、防御率3.57の濵口。プロ1年目から2ケタの10勝をマークした濵口が日本シリーズという大舞台で最高の投球を披露した。和田と繰り広げた投手戦は4回までスコアレスで進行し、5回表に先頭打者の松田を空振りに仕留めるも、捕手の髙城が送球を手間取ったことで振り逃げを許したが、続く川島を併殺打に打ち取って味方の失策をカバー。無安打を継続させた。

 すると直後の5回裏、「濵口が頑張っていたので何とか先制点を取りたいと思っていた」という宮﨑がシリーズ2号となるソロを放って先制。さらに続く梶谷と髙城の連続安打から8番・濵口がきっちり犠打を成功させて1死2、3塁とし、倉本の犠牲フライで1点を追加。2点のリードを奪った。そして7回裏、女房役の髙城がレフトスタンドへソロアーチを放つと、8回裏にも宮﨑、髙城のタイムリーで計3点を加えて試合を決定付けた。

 結局、濵口は8回1死までノーヒットノーランを継続させ、7回2/3を2安打無失点に抑える堂々たる投球を披露。2番手・パットンを挟み、最後は守護神・山﨑康がシリーズ初登板を果たし、本拠地の大声援を背に3者凡退に仕留めて今シリーズ初勝利を飾った。

 敗れた福岡ソフトバンクはシリーズ4戦目にして初黒星。打線が濵口の前に8回途中まで無安打に抑えられると、投手陣も終盤に4点を失い反撃の態勢を整えられなかった。