<国内女子ゴルフツアー:資生堂・JALレディース>◇最終日◇6日◇神奈川・戸塚CC(6766ヤード、パー72)◇賞金総額…

<国内女子ゴルフツアー:資生堂・JALレディース>◇最終日◇6日◇神奈川・戸塚CC(6766ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)

首位から出た木戸愛(35=日本ケアサプライ)が通算9アンダーの279で並んだ永峰咲希(30)とのプレーオフ3ホール目で敗れた。2012年7月のサマンサタバサ・レディーズ以来となる12年349日ぶりの2勝目、さらに金田久美子が持つ11年189日の最長ブランク優勝記録更新はならなかった。優勝はお預けとなり「悔しいですけど、来週も試合がある。しっかり練習して、チャレンジしたい」と気を取り直した。

2番でボギーを先行させた。首位からも陥落したがあきらめない。後半14番パー3で4個目のバーディーを奪って首位に並んだ。16番で同じ最終組の永峰に1打差をつけられたが、最終18番で約12メートルのスライスラインのバーディーパットをねじ込み、プレーオフに持ち込んだ。「入ったらいいなという思いはありましたけど、まさか入ってくれるとは」と驚いた、「最後まで諦めなければ、ああいうこともあるなと体感できたので、これからも諦めずにチャレンジしたい」と振り返った。

プレーオフ3ホール目で勝負に決着がついた。永峰はパー、木戸はボギーだった。「最後は、8番アイアンがちょっと浮いてしまった」と悔やんだ。

23年シーズン終了後のオフから男子ツアー通算94勝の尾崎将司の指導を受ける。「『最後は自分でつかんで乗り越えていかないと』という言葉を話し合いしていた時にもらっていた言葉だったので、しっかり自分で乗り越えられるように頑張りたい」と話した。