ONEを主戦場に戦う元K-1世界3階級制覇王者の武尊(33=team VASILEUS)が、K-1の前プロデューサーであ…
ONEを主戦場に戦う元K-1世界3階級制覇王者の武尊(33=team VASILEUS)が、K-1の前プロデューサーであるカルロス菊田氏に苦言を呈した。
菊田氏はXで一部海外報道を引用し「ONEに関する記事。長い英語です。簡潔に日本語でまとめると以下!『崩壊寸前!赤字9,000万ドル、累積損失5.3億ドル、選手もスポンサーも逃亡中。試合ゼロ、放送契約崩壊、投資家は後悔。もはや延命処置だけが命綱!』継続は力なり!」と記述。ONEの経営が危機的状況にある一方で、長い間、続いてきたK-1の方が団体として上であるかのようにアピールした。
武尊はこの菊田氏のXを引用した上で「戦うべき所は同じ業界の他団体ではなくて他のスポーツや他のエンターテインメント。K-1のプロデューサーだった人が他団体を下げるような発信をすることが逆にK-1や格闘技業界のイメージを下げる。今、必死にこの業界を盛り上げる為に命懸けで戦っている選手達に失礼。大好きだったK-1をこれ以上嫌いにさせないで欲しい」と書き込んだ。
ONEについては先日のK-1の記者会見においてアドバイザーの石井和義氏が「(ONEのCEO)チャトリ、将来は一緒にやろうね。同じ志の仲間じゃないですか」などと発言しており、菊田氏の発言はK-1側の足並みの揃わなさを逆に浮き彫りにしていた。