【龍仁(韓国)=永田淳】日本代表(FIFAランキング15位)は、7日から韓国で開催される東アジアE-1選手権に出場する。…

【龍仁(韓国)=永田淳】日本代表(FIFAランキング15位)は、7日から韓国で開催される東アジアE-1選手権に出場する。

6日は男子の試合会場となる龍仁ミルスタジアムで、出場する4カ国の監督が公式会見に参加。森保一監督(56)は「チームとして1戦1戦勝利を目指す、優勝を目指す戦いの中で、代表全体のレベルアップができるように全力を尽くして戦いたい」と結果と成長の両方を求めていく考えを語った。

今大会はJ1で戦う国内組を招集し、そのうち12人が初招集というフレッシュな顔ぶれで戦う。多くの新戦力を試す貴重な機会に指揮官は「この大会でのパフォーマンスと経験が、選手とチームのレベルアップにつながるように。そして来年のW杯に向けて、このE-1選手権でプレーした選手が日本代表の戦力として成長してもらえるようにと考えて今大会に臨んでいる」と個々のアピールに期待を寄せた。

会見には韓国代表の洪明甫監督(56)も同席。隣に座った元監督代表について問われると「お互いライバルとしてしのぎを削りながら、選手の時は勝利を目指して戦う、監督としても勝利を目指して戦うというところを持ちながらも、両チームがアジアを引っ張っていくライバル関係、仲間でありたい。洪明甫監督は、選手時代から素晴らしい選手、監督としても国を背負う大きな大きなプレッシャーの中で非常にいい仕事をしていると、私も刺激をもらいながらやっている素晴らしい存在」と特別な思いを明かし、最終戦での対戦を心待ちにした。

22年の前回大会で優勝している日本は、8日に香港(同153位)12日に中国(同94位)15日に韓国(同23位)と対戦する。