トランプ米大統領が3日、アイオワ州デイモンで行われた集会で、2026年に米国建国250周年を記念する祝賀行事の一環として…
トランプ米大統領が3日、アイオワ州デイモンで行われた集会で、2026年に米国建国250周年を記念する祝賀行事の一環としてホワイトハウスで世界最大級の総合格闘技団体UFCのイベントを開催する意向を示した。
「ホワイトハウスの敷地内でUFCの試合を開催します。あそこには広大な土地があります。(UFCのCEO兼代表取締役社長)ダナ(・ホワイト氏)がやります」と支持者の前で開催を宣言した。2万5000人の観客を動員する計画だと伝えられている。
UFCはイベントの詳細を公式発表していないが、昨年の大統領選でトランプ氏を支持していたホワイト氏は自身のX(旧ツイッター)でこのニュースを共有し「これは壮大なものになるだろう」と投稿。また、UFCの公式インスタグラムアカウントでも発表動画を投稿し、ファンにホワイトハウスで誰の試合を観たいか尋ねている。
大統領の発言を受けて、元UFC2階級王者のコナー・マクレガー(アイルランド)はさっそくXに4日の独立記念日を祝う投稿をした後、「私も参加させて!」とラブコールを送った。
今年3月にホワイトハウスでトランプ大統領と面会しているマクレガーは、2021年に足を骨折して以来UFCで試合をしていないが、定期的にUFC復帰をほのめかしており、イベントに参加できることを「光栄に思う」と述べている。
ほかにも、ショーン・オマリー(米国)やジャスティン・ゲイジー(同)らも参加に意欲を見せているほか、6月末に引退を発表したばかりの元王者ジョン・ジョーンズ(米国)もこの大会に関心を示し、引退を撤回する可能性を示唆している。
UFCと長年親交があるトランプ大統領は、ビックイベントにはほぼ毎回来場しており、ケージサイドで観戦する様子がキャッチされている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)