<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇女子100メートル障害(ハードル)準決勝24年パリオリンピック(五…
<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇女子100メートル障害(ハードル)準決勝
24年パリオリンピック(五輪)代表の田中佑美(26=富士通)が日本歴代2位の自己ベストで決勝進出を決めた。
準決勝2組を1着の12秒80(向かい風0・1メートル)で突破。従来の自己記録を0秒01更新し、初優勝へ1歩前進した。
インスタグラムでは9・2万人のフォロワーを誇る人気ハードラー。今季は4月に男子110メートル障害の石川周平との結婚を発表し、競技面でも好調をキープしている。今大会で9月の世界選手権東京大会の内定を得るには、3位以内となった上で参加標準記録(12秒73)突破が条件。標準記録に届かなくても、世界ランキングで日本人最上位につけているため、代表入りは有力な状況となっている。
日本記録保持者の福部真子(29=日本建設工業)は、準決勝を全体トップの12秒75(無風)で突破。今季好調の中島ひとみ(29=長谷川体育施設)も予選から2本連続で12秒台前半と勢いがある。今季限りで競技者の第一線から退く寺田明日香(35=ジャパンクリエイト)は13秒10(無風)で決勝へ進んだ。本田怜(順大)、大松由季(CDL)、島野真生(日本女子体育大)、清山ちさと(いちご)も勝ち上がった。
決勝は6日午後6時半から行われる。