<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇女子100メートル障害(ハードル)準決勝初優勝がかかる中島ひとみ(…

<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇女子100メートル障害(ハードル)準決勝

初優勝がかかる中島ひとみ(29=長谷川体育施設)が決勝進出を決めた。

予選で自己ベストの12秒81(向かい風0・2メートル)をマークすると、準決勝も12秒84(同0・1メートル)で通過。ともに向かい風の中、2本連続で12秒7台に迫るタイムを残した。

兵庫・荒牧中3年時の10年全国中学校体育大会で優勝した実績のあるハードラー。近年はハードルを越える時の抜き足(左足)の動作を改善し、タイムが上昇している。今大会で9月の世界選手権東京大会の内定を得るには、参加標準記録(12秒73)をクリアした上で3位以内に入る必要がある。

日本記録保持者の福部真子(29=日本建設工業)は、準決勝を全体トップの12秒75(無風)で突破。パリ五輪代表の田中佑美(26=富士通)は12秒80(向かい風0・1メートル)で通過した。今季限りで競技者の第一線から退く寺田明日香(35=ジャパンクリエイト)は13秒10(無風)で決勝へ進んだ。本田怜(順大)、大松由季(CDL)、島野真生(日本女子体育大)、清山ちさと(いちご)も勝ち上がった。

決勝は6日午後6時半から行われる。