「明治安田J1、神戸4-0湘南」(5日、ノエビアスタジアム神戸) 3連覇を狙うJ1神戸はFW宮代大聖(25)のゴールな…
「明治安田J1、神戸4-0湘南」(5日、ノエビアスタジアム神戸)
3連覇を狙うJ1神戸はFW宮代大聖(25)のゴールなどで湘南に4-0で圧勝し、勝ち点43で2位に浮上した。柏は1-0でFC東京を下し、同44で首位に浮上した。鹿島は1-2で川崎に逆転負けし3連敗。同41のままで4位に後退した。京都が2-1で新潟に逆転勝ちして同41とし、総得点差で3位に上がった。町田は清水に勝ち4連勝。横浜Mは横浜FCを下し5試合ぶりに勝った。
破竹の勢いは止まらない。神戸は昨年5月のC大阪戦以来となる4発大勝で、湘南を圧倒した。直近6戦を5勝1分けで、またも勝ち点3を積み上げ。鹿島の背中を追い越し、今季最高の2位に浮上した。
東アジアE-1選手権(韓国)でA代表初招集のFW宮代が、日の丸選出に御礼を示す大活躍だった。1-0の後半3分。エリアの右に進入し、自在のドリブルで相手DFを翻弄(ほんろう)。「イメージ通りだった」と巧みに相手をかわし、左足でファーサイドのゴール左を射抜いた。チーム単独トップの今季8得点目。同32分にはFW佐々木のダメ押し弾をお膳立てした。
代表活動前に存在感をアピールする1ゴール1アシスト。日本代表の肩書に注目が集まる中「自分の中ではそういうものは関係なく、いつも通りのプレーを表現しようとした」と涼しい顔で言い切る。1年後の北中米W杯メンバー入りへの狭き門に対しても、そのスタンスは変わらない。「とにかく自分を最大限に表現したい」と神戸での勝負強さを侍ブルーでも発揮するだけだ。