「明治安田J1、神戸4-0湘南」(5日、ノエビアスタジアム神戸) リーグ3位の神戸がMF扇原の先制弾など4得点を挙げる…

 「明治安田J1、神戸4-0湘南」(5日、ノエビアスタジアム神戸)

 リーグ3位の神戸がMF扇原の先制弾など4得点を挙げる大勝で湘南を下した。勝ち点を43に積み上げ、鹿島を追い越し、首位・柏と勝ち点1差の2位に浮上した。

 神戸は4発大勝に加え、日程が詰まった3連戦を無失点と守備陣も奮闘した。DF山川は「きょうも点差がついたけど、みんながゼロで、ゼロでと声をかけていた。そこは結果が付いてきて、自然と意識できている部分」と手応えを語った。

 3日に東アジアE-1選手権(韓国)のメンバーが発表されたが、2連覇中の神戸からはFW宮代のみの選出と少し寂しい結果となった。神戸不動のセンターバックとして、今季も安定感抜群の守備力を見せている山川は「(宮代)大聖が入るのは確定だと思っていた。驚きはなかったけど、欲を言えば、(佐々木)大樹とか僕とかアカデミーの選手からも選ばれたかった」と本音も語った。

 「まだまだ全然実力が伴ってないということだと思う」と謙虚に話し、「シンプルに大聖の選出はうれしく思うし、Jリーグでは頭二つぐらい抜けている。今の代表でも存在感あるプレーを見られるのを楽しみにしています」とチームメートの活躍に期待した。