<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇男子やり投げ決勝崎山雄太(29=愛媛競技力本部)が日本歴代2位の好…

<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇男子やり投げ決勝

崎山雄太(29=愛媛競技力本部)が日本歴代2位の好記録で初優勝し、2大会連続の世界選手権代表に内定した。

5投目で87メートル16を投げ、参加標準記録(85メートル50)を突破。日本陸連の選考基準を満たし、同種目日本勢で内定第1号となった。89年溝口和洋の日本記録(87メートル60)には届かず「あれでも届かないのか」と苦笑い。それでも自己ベストを3メートル41も更新し「結果が伴ってうれしい。久しぶりに叫んだ」と喜んだ。

世界選手権の目標は、09年村上幸史に並ぶ同種目日本人2人目の銅メダル獲得。「日本人でもやれると見せたい。チャレンジャーとして臨みたい」と意気込んだ。

ディーン元気(33=ミズノ)は13年ぶりの自己ベストとなる84メートル66で2位だった。「後輩たちへ背中で示したい。まだまだオッサンは悪あがきして頑張りたい」と力を込めた。