<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇男子110㍍障害男子110メートル障害はすでに参加標準記録(13秒…
<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇男子110㍍障害
男子110メートル障害はすでに参加標準記録(13秒27)を突破している1着の泉谷駿介(25・住友電工)が13秒22で、2着の野本周成(29・愛媛競技力本部)が13秒23でそろって世界選手権代表に内定した。追い風0・8メートルのレースは前半から野本がレースを引っ張り、終盤に追い上げた泉谷が100分の1秒差で2年ぶり4度目の優勝を飾った。
足の状態に不安を抱えていた泉谷は「今回は気持ちで走れるつもりだった。自分の足が心配で記録より勝ち切ることをイメージしていた。世界選手権まで2カ月。タイムを上げてメダルを目指したい」。野本は「レースはプラン通り。後半に気持ちが先行して崩れた。(世界選手権の)目標はこれから考えたい」。
同種目はパリ五輪5位入賞の村竹ラシッド(JAL)がすでに代表に内定している。泉谷は6日の走り幅跳びにもエントリーしており、2種目で世界選手権出場を目指している。
橋岡優輝(男子走り幅跳びで7メートル96の4位)「うまく合わせきれなかった。2回目に左膝の裏を痛めてしまったのも弱さ。参加標準記録突破を目指せるように、1度リフレッシュしてうまくやっていけたらいい」
飯沢千翔(男子1500メートル決勝を大会新記録の3分36秒81で2連覇)「2連覇するのは当たり前で、開催国枠エントリー設定記録(3分35秒65)を切るために練習してきた。練習の消化も良く、自信を持って挑んだだけに、届かなかったのがすごく悔しい」